ナシ花弁の凍霜害防除効果

フロストバスターを使用したナシ花弁の凍霜害防除効果

ナシ花弁の凍霜害防除効果

【試験概要】
二ホンナシ「豊水」の切り枝を用いて、開花後に低温にさらされる状況を試験室内で再現し、本エキスの凍霜害防止効果を評価した。

【実施機関】
栃木県農業試験場

《処理区》
4水準(本エキス500倍希釈, 本エキス1000倍希釈, 対照剤50倍希釈, 無処理)

《試験規模》
処理区ごとに切り株を3本使用(反復なし)

《処理方法》
ニホンナシ「豊水」樹から休眠覚醒後の2018年1月12日に結果枝を採取し、温室内(昼温25℃、夜温15℃)で開花させた後、したたり落ちる程度の薬液量を散布。散布24時間後に低温(-3℃)遭遇させた。散布後21時間を10℃、その後3時間を0℃で保存(前処理)した。低温遭遇時間は30分間とし、低温遭遇後は緩やかに温度上昇させ、10℃に戻した。

《調査方法および調査項目》
低温処理2日後に障害花発生
程度を開花ステージ別に調査
した。
0:障害なし
1:花弁褐変のみ
2:内部障害あり

フロストバスター5